グラファイト調理器


グラファイトは熱伝導率が高く、更に、所謂セラミックスと同様に熱を吸収してそれを遠赤外線として放出します。
ただし、そのままの状態で火にかけると徐々に燃えて消耗していき、又、調理する面では黒い粉が出て来てしまいます。

そこで耐熱性のあるコートを両面に施し、火に当たる側は炎からグラファイトを守り、調理側では焼く物に黒い粉がつかない様にしています。
下がその概念図です。

グラファイトの表面はすぐ熱くなり、同時に内部から遠赤外線がでるので外は素早く中はじわじわと同時に加熱されます。

本体が大変熱くなりますので扱われる際は必ず分厚い手袋かミトンを着用して下さい。
また以下の事に充分お気をつけ下さい。
①黒鉛は比較的丈夫ですがセラミックスや陶器と同じようなものですので割れやすいこと。
②表面のコートも丈夫ですが金属のヘラやコテ、フライ返し等で傷がつきやすいこと。
③中華鍋のように五徳等の上で揺すったりすると外側のコートが剥がれてしまうこと。

以上、長持ちさせる為にも優しくお使い頂ければ幸いです。

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