前回に続き、今回はグラファイトグリルプレートの加熱について解説します。

焦げ付きの防止とグラファイト特有の遠赤外線効果を最大に引き出すには、器具の予熱が大事なのは前回の説明の通りです。

上のグラフはガスコンロを中火(プレートの底に炎が触れる位の火)にして予熱したプレートの調理する側の表面の温度変化の比較ですが、使用した熱伝導率に優れるステンレス製は薄いこともあり1分半で200℃を達成、グラファイトは厚み1cmですがそれでも3分でほぼ到達します。
という訳で、この調理開始前の3分間の準備が大変重要だということになります。
ここでしっかり予熱して、食材の表面を素早く固めて焦げ付き防止とうまみを中に閉じ込める準備をしましょう。
続く